kananaの日記

名前変わりました。

どうにもならないもの。

仕事柄、そして性格柄、諦めるのが苦手なのだけれど。
職場に1人、どうしても苦手な男性の上司がいる。私以外にも、その人が苦手と言っている女性スタッフは多いから、私だけの問題ではないと思っていたのだけれど。どうにも、苦手の意味が違うように最近思うのだ。
思春期以降、人見知りをしないように自分の人格を形成してきたから、人見知りではない。話すことはできるから。でも話し出す前に、足が動かなくなるのだ。話していると、無意識に身体が遠ざかろうとするのだ。その人から距離を置こうとして。よくあるセクハラ系の人ではなくて、どちらかといえば人を寄せ付けない気配のある上司なのだけど。

なんでだろう、なんでちゃんと報告連絡相談を、他の先輩にするみたいにしにいけないんだろうって思っていたのだけど、ふと気づいた。私の幼少期の虐待の記憶が、その人といるとよぎること。
ああこれか、って最近ようやく形になった。これはもう、どうしようもないんじゃないか、って。だって記憶は過去にできない。過去は変えられない。
ずっと自分が悪いのだと思っていたけど、今までの人生で他人に、男の人に自分の身体が拒否を示すのは、これが初めてではないのだ。思う。これは自分の処理範囲を、超えている。気づいて少し、安心した。
今新人研修で顔を合わせまくりの、怖いけど誰より信頼できる係長に、少しだけ時間を貰って打ち明けてみようと、思います。