おとなのひみつ。
茨城で暮らすようになってから、できた友達がいる。ただし全員男性。
なぜならば、うさぎさんの職場関係の人としか交流がまだないから。
自分が働き始めたら増えて行くのだろうけど、来月から動き出す予定ゆえ。
今月は、生活リズムの確立に努めています。それだけでも一苦労。
うさぎさんは、年下の子たちに慕われていることが多くて(私もどちらかと言えばそうなので、似ているとも言える)、できたお知り合いはみんな私よりも年下。でも田舎の性、家庭持ちの子もたくさんいる。むしろうさぎさんの年齢で独身の方が、珍しいような環境。
そんな年下の子の1人と、うさぎさんと私と3人で飲みに行きました。
その子は結婚して2年目、子供もいるけれど、それゆえにか奥さんとほぼ夫婦間のスキンシップがないそうで、なかなか詳しい事情は聞けないけれど、子供は可愛いゆえに、とても、寂しいのだそうだ。
日付が変わるまで3人で飲んで、寒い中ほろ酔い気分で歩いて帰って、うさぎさんの家で続けて宅飲み。仕事明けだったうさぎさんはすぐ寝落ちしたけれど、その子と2人で私は、しばらく話していた。
明け方近くなって話した内容は、とてもここには書けない。おとなのひみつ。
布団に入りながら、私のパジャマの裾を引いてきた動作が、何よりも彼の寂しさを表していたように思う。