kananaの日記

名前変わりました。

三年目を迎える、理学療法士の雑記。

早いもので、就職してからもう三回目の春が来ようとしています。私の勤める病院は、3月11日から新年度を迎えるため、既に私も三年目、ということになります。先月末に行われた第51回理学療法士国家試験も、去年よりは遠く思えるようになりました。帰り道に東京駅で動けなくなり救急搬送されたことも、懐かしい。今年は花粉症の症状すら出ず、今がおそらく私の人生で一番健康な時期かと思われます。

就職して一年目は、予想はしていても自分の体調と折り合いが合わず、辛かった。頭位変換性目眩は相変わらず出るし、胃腸炎に低音難聴も出るし、脳貧血で何度も倒れるし。私ほど軟弱な新入職員も珍しかったでしょう。うちの職場の懐の広さ。

二年目になってようやく、なんとか回復期病棟の流れも掴めてきて、病欠も減り。2年目が終わる今になり、自分のやりたいことがわかってきた気がします。一年目の秋から毎月最低でも一回は東京の勉強会に行って、多いときは月に三回くらい、様々な先輩セラピストの背中を見てこれて、目標としていた勉強会に出れたことも大きかったかもしれない。ようやくわかってきた、理学療法のなんたるか。自分が、どう在りたいか。

三年目の目標は、今まで何となく身体で覚えてきたことを、言語化していくこと。

基礎の、解剖運動生理学に立ち返ること。できるかぎり、後輩や学生さんにアウトプットして伝えることを前提に学んでいくこと。わかりきっていると思い込んできたことを説明することの方が、ずっとずっと難しい。あとは、頑張ればいいってことじゃないことを、伝えていくこと、かな。