kananaの日記

名前変わりました。

カウンセリングのその後と経過。

夏が始まる前から、カウンセリングを受け始めた。

そして今、自分の感情が、得体の知れないものになっている。

 

初回の直後は、1週間くらい、やたらとイライラした。感情がささくれだって止まらなかった。

2回目からは、カウンセリングで話した内容を日常の中で思い出さないこと、部屋を出たら忘れること、と言われた助言を受けて、少し楽になった。

そうこうしているうちに、前回初めて、カウンセリング中に泣いた。

そこから半月くらい、やたらと泣いてしまう日常が続いている。

 

冷静な時には、具体的に言うと家族の話に弱い。存在を肯定する件が出てくるような、創作物にも弱い。

生き物はこんなに泣けるものなのかと自分で驚愕するくらい、泣いている。

小さい頃から、あまりというかほとんど、泣いたことなんてなかったのに。

まるで一定量涙を流さないと塞がらない、傷を誰かに与えられたかのようだ。

 

怖い、と感じることも多い。

一緒に住む彼の安否が気になる。

昨年の夏に、彼は車が一度で廃車になる事故に遭ったけれど、今そうなったら、多分耐えられないと思う。

何かあったら、その世界に母と妹がいなかったら、耐えられないだろうと思う。

 

そして今まで随分と傲慢に、人を傷つけていたのだなと、自分の所業にも怖くなる。今の自分でない頃の自分がしたことを、繰り返せないと思う。

 

こんなに人は、生きていて涙を流すのだろうか。

こんなに人は、生きていて恐れたりするのだろうか。

もしこれが普通で、みんなその道を通っているのなら、今までの自分は、人ではなかったのだと思う。あまりに何も、恐れていなかった。

 

感情の殻が、割れた音がする。

傷から溢れたものがいつ止まるのかは、自分でもわからない。