【雑記】20代実家暮らし女子の、「彼氏欲しい」が文字通り言葉だけな件について。はあちゅうさんのツイートから考える。
昨日Twitterを見ていたら、
はあちゅうさんがAV男優の森林さんの新刊の献本について呟いていたのを発見。
「人間にとっての性欲の本質は生殖や快楽の追求ではなく孤独の克服」という、
森林さんの価値観に全面賛成、というツイート。
私も、この意見には全面賛成で。
特に最近の、1人暮らしから実家暮らしに変わった、自分の変化を思った。
そして、実家から離れたことのない、妹や、私の後輩たちについても。
冒頭の、「彼氏欲しい、が言葉だけ」には若干の語弊があると思う。
サンプルとなったのは私の妹と、職場の後輩と、学生の時にあった後輩の3人だから。
ただ、3人が共通して、
・彼氏欲しい、と口癖のように言っている
・容姿レベルはわりと高め、お洒落好き
・学生時代は全員彼氏がいた
・社会人になってから、単発の出会いはあるも後が続かない
・合コンに行くも、「いい人がいない」と手ぶらで帰ってくる
・そもそも合コンでの出会いは良い出会いではないと思っている、ただ他に出会いの場所がない
・実際にどんな人がいいのか?と聞くと、優しい人、等あやふやだったり、
180cm以上身長があって、筋肉質で、等、外見しか述べない
・最後に、寂しくないと出会いに必死にならない気がするから、一度実家を出た方がいいよ、
男の人も誘いやすくなるし、と助言すると、考えてはいるんですけどねーとお茶を濁す
・極め付けに妹からは、「もう彼氏がいる生活を忘れた。人を好きになるって感情が思い出せない。でも30歳までには結婚したい」と、前半と後半がまるで結びついていない発言が飛び出す
・そして全員、東京タラレバ娘を読んで気持ちだけは焦っている
・20代でいい人はフリーでそうそういないのだから、相手がいたとしても、気になるならまずは友達になりにいけ!と言っても、口を揃えてそんなことできない!と言う
先日、未婚で異性と交際していない人の割合のデータが出ていたけれど、
わりと上記の3人と実情は同じなのではないかと思う。
百万言を尽くしても、彼女らに恋人ができるとは思わなかったので(まるで進捗がなかったため)、
最近ではもう結論を飛ばして、実家から出ろ、と言うようにしているのだけど、
26歳にして、7年目に入っていた1人暮らしを切り上げてみた身からすると、驚愕の事実が起きた。
全くに近いレベルで、性欲が沸かない。
私だけかもしれないし、現状の身体状況を踏まえてみると、当然なのかもしれないけれど。
人恋しい、とか、誰かと繋がっていたい、誰かを振り向かせて自分のことを考えていてほしい、
といった欲が、日に日に消えていくのがわかるのだ。
これを、生まれた時からそのまま実家暮らしの女子に置き換えたらどうなるかと考えると、
誰かを好きにさせようとかって欲は、そもそも持ち得ない気がする。
多分彼女らの自己肯定感の薄さや、他人を許容するということの不慣れさや、
他にもたくさん要因はあると思うのだけど、まずはとりあえず実家を出て、
孤独とはどういうものなのかを知って、自分と向き合わざるを得ない状況に持っていくのも、
強硬論の一つとして、 ありなのではないかと、病み上がりのぼんやり頭で思います。
まずは、孤独を知ること。孤独の中で、自分を知ること。そしてその孤独を、超えていくこと。
その過程の中で、君らに幸あれ。誰かの孤独を受け止められるように、なりますように。
がんばれ、20代実家暮らし女子。